ロックミュージック

ロックミュージックの完成

ロックミュージックの完成

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1964年ついにビートルズによってロックミュージックが完成します。

それまでロックミュージックの世界でイギリスのバンドがアメリカで重要な地位を占めた事は一度もなかったのです。

イギリスで絶大な人気を誇っていたビートルズでさえ、アメリカではかろうじてマイナーレーベルから発売されていたに過ぎなかったのです。

しかしアメリカ上陸作戦を注意深く計画し、強力な宣伝作戦をとった結果
ニューヨークに降り立ったビートルズの面々を待っていたのは、
1万人の少女達だったのです!

そして『抱きしめたい』は空前の大ヒットとなり、彼らが出演したTV番組
『エド・サリヴァン・ショー』は72%もの視聴率に上り、
一瞬にして7300万人もの若者達を虜にしてしまいました。

アメリカからやって来たロックンロールに憧れて、ロックを始めた少年達が、
そのアメリカを魅了するまでになったのです。

その後のアメリカでは、レコードセールスが脅威的に伸びなんとビルボードの上位を
独占するまでになりました。
当然アメリカ征服の次は・・・世界制覇!です。


1964年6月ビートルズは初のワールドツアーも大成功、
7月にはコンサートの合間を縫って
初主演映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を発表、
世界各地で大ヒット8月には2度目のアメリカツアーも大成功
とまさに頂点に昇りつめました。

翌年2作目の主演映画『ヘルプ!』と同名アルバムの製作&発表、
日本でもビートルズ人気に火をつけました。


ですが『HELP!』とはジョン・レノンの心の叫びだったという事は有名ですね。
あまりに忙しく、まともな演奏すら出来ない様な状況に、
4人は疑問を持つ様になったのです。

この頃から、メンバー達は叫ぶばかりで音楽を聴こうとしないファンや、
厳しすぎる警備などで、街も自由に歩けない状態に耐えかね、
しだいにコンサートへの情熱を失っていきました。

そして1966年のフィリピン公演での事件を機に(ここでは詳しく書きません)
サンフランシスコを最後にコンサート活動を中止し、
彼らのライブステージは2度と見る事が出来なくなってしまったのです。

そして彼らはスタジオにこもり1967年6月大傑作アルバム
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
を発表したのです。

このアルバムからは、シングルは一枚も発売されませんでした。

曲と曲との間の空白がなく、1枚のアルバム全部でひとつの完成という
いわゆる『コンセプトアルバム』の概念を完成させました。

このアルバムは、他の音楽業界からはもちろん
あらゆる分野の人々に絶賛されました。


その頃から彼らのファッションや発言にも変化が見られるようになってきました。
個性的なファッションに身を包み、ひげをたくわえ哲学的な表情をした
今までとは違う4人が見られるようになりました。

ヴェトナム反戦に関する発言なども目につくようになり、
ジョンの『ビートルズはキリストより人気者』発言も飛び出しました。

その後ビートルズの育ての親であるブライアン・エプスタイン氏の死去後、
4人のまとまりは次第になくなり1968年発表された『ザ・ビートルズ
通称『ホワイト・アルバム』のレコーディングスタジオに
決定的な人物が現れます・・・オノ・ヨーコです。


それからというものジョン・レノンの行くところ、どこでもこのオノ・ヨーコが
現れるようになり、ビートルズのメンバー間にさらなる不協和音となっていました。


そしてジョン・レノンは、シンシアと正式に離婚しオノ・ヨーコと結婚します。
しかしビートルズとしての活動に興味を失い、
オノ・ヨーコとの生活に没入するようになりました。

さらに、彼女からの影響を受け平和運動に熱意をそそぐようになりました。
2人は揃って、世界中のマスコミに『LOVE&PEACE』を訴えました。

しかしもう一度昔のビートルズにと思っていたポール・マッカートニーは、
スタジオライブを映画化するという計画を持ち出しました。
『レット・イット・ビー』です。

しかしこれはただ、メンバー間の軋轢をさらに表面化させただけに終ってしまいます。
よって映画とアルバムの発表は、しばらく見送られる事になってしまいます。

それでもポール・マッカートニーは最後の力を振り絞って、
1969年『アビイ・ロード』を発表します。

このアルバムは1300万枚を越える大ヒットとなりましたが、
結局昔のビートルズにという思いは叶えられなかったのです。


そして、ついに1970年ポール・マッカートニーはビートルズを脱退・・・
事実上の解散になりました。
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